ナナメ上ヲユク

今日も今日とて生きている

iPhoneを中心としたデジタルハブの構築

いよいよ明日からiPhone6が発売されます。すでに都内アップルストアの前には行列が出来ているようですね。9月9日の発表後、様々な記事で取り上げられているので、個人的に気になることについてつらつらと書きますね。

 

サイズが一万円札大になった、iPhone6PLUS。iPhone6でも千円札大だとか。

かなり巨大化ですね。俺の片手で操作できる、ぎりぎりの範囲だったiPhone5。コンパクトで片手にしっくり収まるiPhone4sと比べると、スマートフォンの範疇をはみ出てしまったと思います。

こんな大きなものを耳に当てて話すなんてとてもスマートじゃありません。

こんな大きなものをいちいちバッグから取り出して、操作する姿はちっともスマートじゃありません。

 

そこでApple Watchな訳ですね。

iWatchではなくApple Watchとして発表されたことに、その位置づけが端末ではなくアクセサリーとAppleが考えていることが伺えます。

他社スマートウオッチを冠する製品がスマートさを追い求めすぎてスマートに収まらなかった、腕時計筐体内に機能の完結を求めるのではなく、iPhoneと連携で新たな生活提案をしているわけですね。

つまり巨大化したiPhone本体は鞄の中に仕舞ったままにして、Apple Watchで操作してちょうだいと。たしかに巨大なスクリーンはウエッブブラウジングぐらいしか使わないんですよね。

 

最近のAppleの収入源はすっかりiPhoneに移動しています。2001年にAppleが提唱したデジタルハブの中心としての存在であるべきパソコン(この場合はもちろんMacintosh)は主力製品ではなくキーボードおよび記憶装置を備えたアクセサリへと変化しているように思います。パソコンなんて操作の難しいものは、家庭においてハブの中心とはならないのです。

iPhoneがデジタルハブの中心となる。それは視覚的I/O端末として適度な大きさに巨大化し、一日以上バッテリーが持続することが必要になったのです。

 

もし現状に何か足りないと考えるならば、電話やSiriを操作するためにBluetoothヘッドセットかイヤホンが欲しいですね。というわけで、beatsを子会社化したことだし、次の製品はby Dr.DREによるBluetoothヘッドセットかイヤホンが出てくるんじゃないでしょうか?